ベンチャー企業・スタートアップで働くということ

みなさん、こんにちは。
カイロスマーケティングの代表の佐宗(さそう)です。

わたしたち、カイロスマーケティングは小さなスタートアップ(ベンチャー企業)ですが、多くの入社の面談の応募をこれまでにいただきました。当社に興味をもっていただいて、本当に感謝しております。

面談の中で一番多い質問や疑問は、やはり

   「スタートアップ(ベンチャー)企業の仕事って、どんな感じなの?」

です。スタートアップで働く機会なんて、見渡してみれば本当に少ないから、この疑問は当然ですよね。

そんな質問にお応えすべく、スタートアップで働いてきた6年を振り返って、カイロスマーケティングの仕事の雰囲気を文章に起こすべく努力してみようと思います。

スタートアップ(ベンチャー)企業で学べること

わたしたちカイロスマーケティング株式会社は、マーケティングオートメーション「Kairos3」というクラウドサービスを自社開発するベンダーです。

コンサルティングなどの無形商材を販売する会社とは異なって、製品を自社開発するが故に、開発コストや時間、製品の機能など、失敗したら後戻りが大変な経営要素がたくさんあります。ですので、日々苦労の連続でしたし、今でも変わりません。

わたしたちは、本当に小さな組織です。たった14名しかいません。だから、経営から開発、営業、サポートなど、どの仕事を担当しても、別の仕事の現場を知る機会がたくさんあります。小さい組織だからこそ、会社の隅々まで見渡せるのでしょう。

ランチにいって「最近どう?」なんて話になるだけで、会社の全体が見えます。小さいって素晴らしい!(と、勝手に思っています)

一般的にスタートアップで働いていると、新しい事業の起こし方、新規顧客の見つけ方、アイデアをキャッシュに変えるプロセス、仲間を集める方法が当事者として、当事者のすぐ近くで、学ぶことができます。

また、スタートアップでは一人ひとりの仕事の責任や守備範囲が大きくなります。会社の成長のためには何が必要なのか?私自身はそのために何をしなくてはならないのか?を考えて実践する、非常に泥臭い力が欠かせないため、自然と身についてきます。

自分はスタートアップで働けるのか?

わたしもこの会社を立ち上げたときは、自分はスタートアップで働けるのだろうか?と考えたことがあります。

わたし自身、仕事人生のほとんどをスタートアップ以外で過ごしてきました。これまでもスタートアップのような小さな組織で働いたことはあります。その組織は5人で私以外は全員アメリカ人。かつ、非営利団体でした。ですので、日本人だけで成長を意識する組織(スタートアップ)で働くのは本当に初めての経験です。

結果的にこれまで6年近くスタートアップとう環境で働いたわけなのですが・・・。振り返ってみると、かなり楽しめたと思っています。

スタートアップで働くことを楽しむためには、以下の3点の特性が働く側に必要なのでは?と思っています。

「混沌の中でキチンと仕事できること」「現状を超える!という想いがある」「経営視点レベルで共感できる」。こんな特性がきっと欠かせないのでしょう。

特性1:混沌の中でキチンと仕事できること

本当に会社の立ち上げ時は(いや、今でも!)、ほとんどの仕事が新しい取り組みになります。これまで社内で誰もやったことのない仕事。そんなものばかりです。スタートアップの仕事の特徴であると言ってもよいでしょう。

過去に社内で誰も手がけたことのない仕事を進める時は、「仮設を立てて、その仮設を検証する」プロセスが欠かせません。仕事の担当、役割や責任範囲も当然定まっていません。やりながら分担や役割を定めていく、そして、進めるにつれてどんどん変わっていくことも頻繁にあるくらい、本当に流動的です。

当社を例に上げると、ある仕事で、営業がサポートのためにお客さま先を訪問したり、マーケティングチームやインサイドセールス(内勤営業)がお客さま先でデモをしたりなど、本当に組織に垣根がありません。しかも頻繁に役割が変わる。まさに混沌としています。

みんなで一緒になって働いて、考え、新しい何かを創造しながら、流動的な目標に向かって進んでます。わたしたちカイロスマーケティングが特別ではないと思っています。スタートアップはみんな決まりきったやり方が存在せず、何もかもが流動的で混沌としている。日々の混沌の中でみんな仕事をしているのだと思います。

混沌とした状況の中で、しっかりと結果をだしていく。つまりキチンと仕事をこなしていかなくてはならない、という現状があります。

スキル2:現状を超える!という想いがある

本当にスタートアップなんて、仕事を前に進めようとすると必ず問題にぶち当たります。問題がなかった仕事なんてない!くらいに。

問題が発生したときは、「どうしたらこの問題を片付けられるか」を議論します。これだけなら普通ですよね。それ以降、この問題に悩まされることが無いように、問題解決と同時に、問題に対して処方策を講じておく。

少ないリソースで成長することが使命であるスタートアップには、効率化が重要です。限りある資源で、現状を超える続ける努力をすること。こういう思考回路や習慣がスタートアップでは重宝されます。

常に現状を超えるという想いがあらゆる仕事の場面で必要になります。

スキル3:経営視点レベルで共感できる

スタートアップで働くこと、それは、会社や製品への強くて深い思い入れ無しには長続きしません。

大きな企業と違って少ない仲間の組織。各人の仕事が経営に大きな影響をもたらす。そして、大半の仕事は社内で過去にだれも経験がないことです。

つまり、仕事に「大きな使命感」と「新しいことをするための探求心」を感じる機会がとても多くなります。大きな使命感を探究心でワクワクしながら結果を出す。ワクワク感の動機は、会社や製品への強くて深い思い入れに他ならないと思います。

こういう感情って、自社や自社の製品を愛する創業者みたいですよね。

「自社や自社の製品をもっと素晴らしいものにするために、自分は何ができるのか?」。常に自問できて、それを実践できる。こんな感覚がスタートアップで働くには大切だと思います。

さいごに

スタートアップで働いて仕事を楽しむためには、結局のところ、自立(自分でがんばる)と自律(自分で戒める)、そして、創造性(成功のための決まった手順を産み出す)が欠かせないと思います。

なんだかこうして書いてみると、ずいぶんと上から目線のコンテンツに仕上がってしまいました。。。まとめればまとめるほど、文章にそんなタッチ感が・・・。でも、そんなつもりはなく、素朴に書いてみました!

これからスタートアップで働いてみようと考えているみなさまのご参考になればと思っています。